色々なスタプラアイドルを好きになって感じること

まずはじめに、このブログは基本的にももクロにしか興味なかった自分が、ここ1年くらいで色々なスタプラアイドルを好きになって感じたことを整理するために書くので、まとまらない文章になるかもしれないし、一個人の考え方ということはご了承ください。


まぁ結論から言うと、色々なアイドルを好きになると、楽しいです!
これは自分の直感的な感情としても当然だし、他の人から見ても楽しそうに見えるのは明らかだと思います。
今回ブログを書こうと思ったのは、この「楽しい」という感情を自分なりに分析してアウトプットすることで気持ちの整理をしようと思ったからです。

 

自己紹介ついでにオタク遍歴を振り返りながら書いていこうと思います。

 

僕は2017年の6月頃にももクロに興味を持ち始めました。
きっかけは、当時大学生になりたてで、高校生の頃よりも時間に余裕がある状態で、家でダラダラとYouTubeを見ている時に流れてきた動画でした。
もちろん当時から「ももクロ」という存在は知ってました。(高校生の頃は好きで数曲聴いてた)
しかし、その時に流れてきたももクロの動画は、当時の僕が持っていた「がむしゃらに歌やダンスを頑張るももクロ」のイメージとはかけ離れていました。
その時に流れてきた動画は、メンバー同士が仲良くわちゃわちゃ楽しそうにしている動画でした。(たしか『ももクロChan』の切り抜きとか『ももクロくらぶ』の文字起こしとかだった気が...)
当時「アイドル」と言えば、某48系列のように皆がセンターになるためにしのぎを削り合っているというイメージしかなかった僕にとってはかなり衝撃的で、「アイドル」のイメージを塗り替えられた瞬間でした。
そういったイメージの払拭もあって段々とももクロに興味を抱き始めました。


そんな中で僕が、いわゆる「モノノフ」になったきっかけと言っても過言ではない動画が『ニュータイプ放送局』というチャンネル(現在は『やかんとアイドル』)で投稿された『20170603  タレント特権でフライングしてみた』という動画です。

www.youtube.comこの動画は、当時ほとんどももクロに関する知識がない僕が見てもわかるカオスっぷりでした。
動画の説明は省きますが、めちゃくちゃカオスなので見たことがない人は見てみてください。笑(僕のTwitterのプロフィールにもずっと貼ってあります(?))

 

twitter.com

当時の僕はこの雰囲気に惹かれてももいろクローバーZというものを好きになりました。

 

このブログのタイトルが「色々なスタプラアイドルを好きになって感じること」なのになぜこんな話をしているのかというと、要はももクロ人間性や関係性に惹かれて好きになったのであって、歌やダンスのパフォーマンスの部分は二の次だったというわけです。
二の次というか、当時歌やダンスの知識がまっっっったくのゼロだったので見ても良し悪しがわからなかった、というのが正直なところです。

 

その後の参戦歴などは割愛しますが、ツイフィールに全部(多分)書いてるので興味ある人はぜひ。

twpf.jp

 

そんなこんなで、ももクロの人柄に惹かれて好きになった僕ですが、何年もライブに参戦していくうちに「音楽」というものに興味が出てきます。
これだけライブに行ってたら嫌でも触れる音楽に興味が出てくるのは至極真っ当かなと思ってます。
明確にこの時期から音楽に興味が出てきました!というのはないけど、少なくとも2019年頃にはすでに興味がありました。
音楽に興味が出てくると、自分の好きな音楽のジャンルや雰囲気みたいなものが段々とわかるようになってきました。

 

そして2019年の11月に「Yahoo!チケット EXPERIENCE Vol.1」という色々と物議を醸した()フェスにももクロが出演するという事で、チケットを買って参戦しました。
そこで出会ったのが「SILENT SIREN(通称:サイサイ)」というバンドです。
このフェスでのサイサイの印象は、「かわいい人達が楽しい曲を自分たちで演奏しててすごい(小並感)」くらいの感じでした。

 

フェスが終わった後は「サイサイ楽しかったし披露した曲聴いてみよ」と思ってプレイリストを作って聴いていました。
そうしているとサイサイの楽曲が、すぅ(サイサイのボーカル)の歌声も相まって、かなり自分の好みなことに気づきました。
バンドを好きになったのが初めてだったので、「これは単独ライブにも行ってみたい!」と思い、何回か行きました。(ちょろい)
サイサイが、ももクロを好きになって以降初めてももクロ以外で好きになったアーティストでした。
サイサイは現在、バンドとしての活動を休止していてライブには行けないのですが、またいつか行けたらいいなーと思ってます。

 

ここでサイサイの話をしたのは、「ももクロがきっかけになって気づいた音楽の魅力」の一例を示したかったからで、今回のブログの主旨である「スタプラアイドル」に対して感じることはこの後書きます!

 

(少し話が逸れますが、当時の僕は基本的にももクロにしか興味はありませんでしたが、Twitterのタイムラインに知らないアイドルのツイートが流れたりしてきても特にマイナスな感情になることはありませんでした。
もちろんプラスな感情になるわけでもなかったので、何も考えずにスクロールしてしまうくらい「無」でした。
マイナスな感情がない時点で、色々なアーティストを好きになる素質があったのかもしれませんね。)

 

ようやくここから段々と本題に入っていきます。

 

ももいろクローバーZさんには、音楽だけじゃなくて他にも様々なものの魅力に気づかせてもらいました。
本当に感謝しかありません。

 

2019年は、音楽の魅力を知って新たにバンドを好きになって、これから楽しい事がたくさんあるな!と楽しみにしていた矢先にコロナが流行り始めました。
このコロナ禍は、当時自分が感じていたよりも精神にダメージがあったようで、2021年には「あぁ、これが俗に言う病むってやつか」とわかるくらい病んでしまい、数か月間本当に何もできませんでした。

 

そして2021年も終わりに差し掛かってきた頃、ようやく文字通り”病み”上がり初のライブに行くことになります。
ももクロ百田夏菜子さんのソロコンサート「Talk With Me ~シンデレラタイム~」です。
病み上がり初のこのライブは、かなり心にグサグサ突き刺さってボロ泣きしました。笑

 

そんなこんなで、世の中的にもちょっとずつライブが許される雰囲気になってきて、僕にも元気が出てきました。
しかし、この時の僕のAppleMusic内の楽曲は、コロナ前の状態とほとんど変わりませんでした。
音楽を聴くことは好きなのに、ライブラリ内の楽曲にバリエーションがなく、少し飽きてきてしまっていた僕は、仲良くしている友人グループの中の一人にお願いして「私立恵比寿中学の厳選プレイリスト」みたいなものを作ってもらいました。
なぜこの時に私立恵比寿中学(通称:エビ中)を選んだのかは今の自分でもわかりません。笑
エビ中に詳しい友人がいたからなのか、ももクロに一番近い後輩グループだからなのか、そういった要因が重なっていたからなのか。

 

この時の僕は、エビ中に関する知識はほとんどなく、歌が結構上手いらしい。くらいでした。
そして作ってもらったプレイリストも含め、様々なエビ中の楽曲を聴いていくうちにとてつもなくハマっていきました。

正直自分の楽曲の好みを言語化できるほどのアウトプット能力は持ち合わせていないのですが、なんか良かったんですよね...。(小並感)
歌が上手いとは聞いていたけど思ったより上手かったし、その歌を聴かせるようなテイストの楽曲も多くて、聴いていて全然飽きません。
エビ中の楽曲を聴き始めたのが2021年末くらいで、少しずつ聴いていって2022年の1~2月頃にはどっぷりハマっていました。
この時は、楽曲はほとんど知ってるのにメンバーの顔と名前はほとんど知らない。みたいな状態で、どれだけエビ中の楽曲が自分の好みだったのかがわかります。

 

(またまた話は少し逸れまして、僕はアイドルなどのアーティストにハマる条件として、きっかけとタイミングが重要だと思っています。
どこかでそのアーティストを見たり触れたりするきっかけがあって、その時のお財布事情や精神的な余裕などの諸々のタイミングが良いとハマったりします。
実際ももクロの時もそうでした。
大学生になったばかりで時間に余裕ができてきたタイミングで、偶然YouTubeに動画が流れてくるというきっかけがありハマりました。
言ってしまえば、半ば「運」みたいなところはあるかもしれません。
誰かに勧められたりするのもきっかけだけど、そういう時ってタイミングが悪かったりであんまり乗り気にならないんですよね~。
(勧められること自体は嫌いじゃないから勧められても嫌な気持ちはしないけど、そのコンテンツに触れるかは気分次第です。笑))

 

ここまできてようやく、ももクロ以外のスタプラアイドルのライブに行った話ができます。
それは2022年2月23日の
CROWN POP(通称:クラポ)の単独ライブ「名古屋にて」です。
なぜここで急にクラポが出てきたかと言うと、理由はいくつかあります。

 

一つ目は、前述した仲良くしている友人グループ(全員モノノフ)の人たちが、コロナ禍あたりで他のスタプラアイドルの現場にも行くようになったことです。
先ほども書いたように自分は基本的にももクロにしか興味がなかったわけですが、他のアーティストにマイナスな感情を抱いているわけではありませんでした。
そういった状況で、友人グループの中にいると、嫌でも触れる機会が増えました。
ただ、それだけで興味が湧いてくるはずもありません。

 

そこで理由の二つ目です。
それは、そのクラポのライブが学生だと1000円台で見られたことです。
当時大学生だった僕は、その友人グループの一人にそれを教えてもらい、「友人たちがハマっているアイドルが1000円台で見られるなら行ってみるかぁ」と、ここでようやく重い腰が上がりました。
正直な話、過剰な期待はしておらず、何も予定のない週末の暇つぶし程度の感覚で観に行きました。

 

当時、クラポに関する知識は全くのゼロで、イメージとしては初期のももクロのように全力感のあるパフォーマンスを売りにしてるものだと勝手に思っていました。
しかし、実際は全然違くて、割と王道アイドルっぽい楽曲が多くて、ライブでは全く知識がなくても振り付けを真似すること(振りコピ)をするのが楽しかったです。
そして、学生チケットは座席が前の方に設置されていて、メンバーからたくさんレスをもらえる席でした。
まぁ結局オタクはちょろいのでそういうことがあると簡単に気になりだしてしまいます。笑

 

このようなことを経験して、僕はこう思うようになりました。
世の中の「アイドル」という職業の人たちには、全員にそれぞれ個性や魅力があり、それに触れる「きっかけ」と「タイミング」さえあれば誰でも誰かを好きになり得る可能性があると。
僕の場合は、その「きっかけ」に対して行動をするハードルが割と高いため、触れる時期やタイミングが遅くなりがちです。
このハードルが低い人は、単純に「きっかけ」に触れる機会が多いため、興味を持つための試行回数も多いのではないかと思います。

 

個人的に、もうひとつの条件として、歌唱やダンスのパフォーマンスがある程度担保されていないとそもそも関心が向かない傾向にあります。
よくある粗削りなパフォーマンスなどにはあまり惹かれません。
なので、ももクロも含めたあらゆるスタプラアイドルのパフォーマンスが向上してきたこの頃に興味を持ち始めるというのは、自分でも何かと納得しています。

 

ここからは、色々なスタプラアイドルを好きになって感じる、環境や考え方の変化について書いていこうと思います。

 

まず、現在僕が単独ライブ・イベントに行ったことのあるスタプラアイドルは、ももクロエビ中、AMEFURASSHI(通称:アメフラ)、クラポ、B.O.L.T、浪江女子発組合です。(友人に誘われたグループは含まない)
これらのグループには、ある程度興味があると言って差し支えありません。
僕はその中であえて明確な優先順位は決めていません。
グループ間で色々なライブやイベントの日程が被ってしまうこともありますが、そういう時はその時の自分の状況(お財布やモチベなど)によって決めるようにしています。
これは優先順位を決めてしまう事で、その優先順位=そのグループへの興味となってしまい、グループ間に優劣をつけてしまうことになるからです。
僕はそれをしたくなくて、自分の好きになったグループは平等に全部好きでいたいという思いがあります。(あくまで僕の個人的な理念です)
実際にイベントに行った回数などからグループへの興味やモチベというのは量れてしまうのですが、それはあくまで一つ一つ選択した結果ということです。(そういうことにしています)
このように環境が変化して、色々なアーティストに興味を持つと、単純に現場が増え、それに応じて「楽しい」回数も増えます。
「楽しい」は多いほうが楽しいのでこれは良い事です。(それはそう)

 

では次に、自分が感じた考え方の変化について書きたいと思います。
今回のブログで一番整理したかったのはここなのですが、色々なアーティストを好きになってから日が浅く自分でも上手くアウトプットできるかわかりませんが、ご了承ください。

 

まず、ももクロにしか興味がなかった時期ですが、あらゆるSNS(主にTwitter)でももクロの情報を追いかけていました。
当然その中には、自分の好みのコンテンツ、そうでないコンテンツ、様々ありました。
好みのコンテンツに対してはもちろん積極的に行動できます。
しかし、好みでないコンテンツに対してはそうはいきません。
正直、好みでないコンテンツが跋扈している間は、一時的にモチベーションは下がってしまいます。
こういった理由でももクロにしか興味がなかった時期は、SNSを見ない時間も多かったです。

 

僕はオタクとしてのTwitterの使い方として、自分好きなグループ(またはそれに付随するあらゆるもの)のネガティブな発言(愚痴など)をなるべくしないようにしています。
これは、公の場でそのようなネガティブな発言をすることに何一つメリットを感じないからです。
例えば、自分が好きなグループが自分の納得のいかない運営をしていたとして、それをただ愚痴のようにツイートするだけでは改善される可能性は低いと思われます。
本当に改善してほしいのなら、直接そのグループに問い合わせをし要望を出したり、必ず目に留まるであろうハッシュタグを付けて丁寧にツイートするなど、正式な方法を取るべきだと考えています。
ただ愚痴を吐きこぼすようにツイートするのは、同じ意見を持つ人に同意してもらったり慰めてもらったりしてほしいようにしか見えません。(本当にそうしてほしいためにツイートしてるならいいが、改善はされないため自分はあまりしない)
なので、僕は自分の好みでなかったり納得のいっていないコンテンツに関しては、Twitterでは触れないことが多いです。
個人的には、ネガティブな発言をしてるオタクが多いこともまた、SNSを見る時間の減少に繋がってしまいます。
Twitterでネガティブな発言をするなと言いたいわけではありません。)

 

しかし、色々なアイドルを好きになってからは、各グループの好みのコンテンツのみに目を通せばよいのでSNSを見る機会が増えました。
当然、ももクロにしか興味がなかった時期に比べて、ももクロに割けるあらゆるリソースは減ってしまってはいますが、その代わりに「楽しい」ものに触れる機会が増えて、「楽しい」の総量は間違いなく爆増していると言えます。

例えると、大きな体積を持つ物体をいくつかに分けたことによって、一つ一つの体積は小さくなってしまうものの、触れる面は増える的な。(?)(自分でもよく分かってないけどなんとなく理解してください)

 


このSNSを通じた考え方の変化に気が付いたのは割と最近で、意識してみると確実にSNSTwitter、インスタ、TikTokなど)を見る頻度は増えているし、ももクロしか見ていなかった時期と比較しても、ももクロの情報を積極的に追いかけているような気がします。(これは気のせいかもだけど...)

(好きなグループの繁栄のみを願うのなら、好みでないコンテンツにも触れていったほうが良いのは明らかだが、自分にはそこまで背負える余裕はないし、無理に背負ってしまうと義務感みたいなものが生まれるのが個人的に好ましくないと思っています。)

 

一つのグループだけが好きでそのグループの全てを愛せるのも才能だし、色々なグループを好きになれるのも才能だし、推し方は人それぞれです。
最後どうやってまとめればいいかわからないけど、とりあえず自分は今オタクとしてめちゃくちゃ楽しくて充実しててこれからもより充実していく気がしてるから、みんなも自分なりの推し方を見つけて自分らしく楽しめたらいいね!って思います。
少なくとも僕が応援しているスタプラは、明るい話題でいっぱいで全員に幸せになってほしいので、そうなっていけるように微力ながらにも手助けできたらな!と思って推し活(初めて使った言葉(イベント参加とかSNSとか))してます。
そうすることで、自分も楽しいし、応援している人たちも幸せになる可能性が高まるしね。

 


自分も色々なグループを好きになってまだ1年も経っていないので、今後また心境の変化があるかもしれないしどうなるかわからないけど、とりあえず今の気持ちを整理したくて今回文字に起こしてみました。
長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

 

最後に、

みんな!好きなアイドル!楽しく推していこう!!!

 

 

 

 

おまけで、僕のおすすめのスタプラアイドルのライブ映像を載せておくので気が向いたら見てみてください。(なるべく新しいものを選んでます)

youtu.be

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